2023年09月28日
もう、ご覧になりましたか?というのもおかしいですが、上野の東京国立博物館、表慶館で開催された「寒山百得」展のことです。現代美術の個展が博物館では前代未聞です。明治末期に建てられたバロック建築です。内部は現代美術館に改装されて、見易いです。
1人1様式は当たり前ですが、ぼくはここで1人100様式の作品を展示しました。グループ展ではなく、個展です。寒山拾得の多様性に対抗するには、1人1様式なんていっておれません。自分を消すことで初めて多様化できるのです。
ここでは自分ではなく、自分は他人化してしまいました。元々、自分なんてあってないようなものです。自分に拘るから、しんどいんです。疲れるのです。自分なんてないと思えば何でもできます。そんな展覧会です。
この展覧会の最後の部屋はグッズのショップです。もうひとつの展覧会です。これは僕が見ても面白い。街に寒山拾得を拡散してください。
上野の東京国立博物館で開催中の「寒山百得」展には従来と違って外国人の観客が多いという報告がありました。また若い男性客も多く、いつもなら古典絵画なのでムツカシイ硬い表情の人が多いのに比べて、今回は表情が柔らかいそーだ(笑)
硬い表情の方はぜひ。この展覧会場で柔らかい顔になって下さい。
それから女性客もぜひ。どっちかというと笑う展覧会です。おかしな寒山拾得は現代にぴったりのモチーフ。
まず開催中の表慶館は大正初期に出来た本格的なバロック建築でカッコイイ!
それからグッズ(大量)が大人気です。今のところここでしか販売していません。ぜひ早めに。後半になると品切になります。また混雑します。
2023年09月18日
ラジオ番組「ENEOSプレゼンツ あさナビ」(ニッポン放送/朝6:34〜6:49)に9月18日から22日(金)までの5日間出演します。
https://www.1242.com/asanav/asanav_blog/20230908-302973/
2023年09月15日
SNSに写真入りで東京国立博物館の「寒山百得」展のコメントが寄せられ始めました。どんどんコメントを寄せて下さい。そして友達を誘って下さい。
アトリエのある成城からは上野まではちょっと遠いので、次に行くのはいつにしようかな?東京都現代美術館で開催中の「水のように」を観たあと、上野まで足を伸ばして下さい。
1年半に制作となっていますが、正味は1年と2〜3ヶ月です。最後の102点目だけが、半年後に1点。だから正味は1年とちょっとです。全作品のタイトルが制作日です。そんな日にちを見ながら見て下さい。
グッズ売場には物凄く沢山の商品が並んでいます。こちらも人気ありますよ。ぜひ手に取って!
2023年09月13日
東京国立博物館の「寒山百得」展がいよいよオープンしました。新作102点、会場の表慶館はバロック建築で素晴らしい。12月3日まで開催中。ぜひ、お誘いの上見て下さい。グッズ売場ももうひとつの展示場です。山ほどグッズが並んでいます。
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kanzanhyakutoku/
新しい出版のお知らせ
「時々、死んだふり」(ポプラ新書)も展覧会と同時発売しました。
2023年09月04日
東京国立博物館の「寒山百得」展のオープニング9月12日に合わせて、ポプラ新書「時々、死んだふり」というエッセイ集が出版されます。