2020年02月25日
新型ウイルスの政府の対応そのものが政治をあぶり出している。
政府の中枢は自分達は絶対安全であると確信しており(またそのようにブロックされている)、その感覚で見ているので危険感がない。
感染患者の増加を報道する一方で完治した人の数もあるはず。その数も減らさないと正確な数字は出ない。ただ感染者ばかり増やして危機を煽るだけか。
大きい会合だけではなく、今しばらく小さい会合も中止するべきだ。その小さい会合の中にも感染者がいないとも限らない。
こうしたこともその根底に経済がかかわっているので会合を見合わそうとしないように思う。金か命の判断が狂っている。
だったら組織や主催者の判断に従うのではなく個人の判断に従うべきだ。
アメリカが日本を批判して、日本は一度決めたことに状況が変っても従おうとする。この日本人の体質は早速や国際感覚から完全に逸脱している。
2020年02月21日
この間からヨハネ黙示録を読んでいるけれど、新型ウイルス事件とリンクして怖くなるよね。
毎日、咳をして目を覚まして、咳をしながら絵を描くけれど、喘息の咳だと思っていたら、昨日亡くなった感染者は喘息だという。とにかく私は高齢者です。
もう高齢者には仕事を持って来ないで下さい。と言ってシーンと静かになると、これはこれで気が滅入る。
早くカタをつけてもらいたいですよね。ズルズルしているから、こーなるんじゃないの。日本人が全員アメリカ人だったら本気で怒るよ。
2020年02月18日
84才になる。野村さんも長嶋さんとも同年だったかな。84才といえば立派な老人なのに、老人あつかいをしてくれない。その証拠に色々仕事の注文をされる。注文する人は若いから、自分の感覚で自分のできることは人でもできると考えているらしい。
頭髪がなかなか白くならないから、まだ若いと思われているのかも知れない。洋服も若者と同じだからかな。杖を持てば老人になるかと思って杖を買ったが、かえって歩きにくい。
でも歩くと動悸、息切れがする。だから六神丸を飲んでいるが、こーいうことは人の目にはつかない。耳は聴こえないけど話すので聴こえていると思われている。聴こえないけど想像と勘でわかる。
大きい絵を描いているから元気だと思われている。大きい方が楽なんだ。小さい絵の方がシンドイ。
手が動きにくいので絵が荒っぽくなる。だから元気だと思われている。元気がないから、どーでもいい絵になっているだけだ。
「病気のご利益」(ポプラ新書)。この本を読むと、病気の人は元気になる。元気な人は病気もいいなあと思う。だからどっちの人にも役に立つ本だ。たった860円だ。
老人あつかいされると腹が立つ。若者あつかいされると馬鹿にされていると思う。どーすればいいのだろう。どっちにしても関心を持たれたくないのだ。ほっといてくれればいいのだ。
2020年02月17日
中国で2冊目の本が出版された。最近出たのは自伝だけれど、中国から送られてきた本なので消毒しながら手に取るが、中味はまだちゃんと見ていない。物は大丈夫なんですかね。
どこまで恐れて、どこまで安心していいのかわからない。持病の喘息で咳が出るので、人前に出るのは嫌がられるので、あまり人と接触しないようにしよう。
何しろ高齢者で持病があるので、動かないのがいいが、誰もぼくのことを高齢者として認めてないみたいだ。老人に見えるためにヒゲを伸ばしたのに、逆に若く見えると言う人も結構多いので、剃ることにしよう
2020年02月10日
右手も左手も痛い。筆やペンで絵や字が描(書)きにくい。字は下手でもいいけれど、絵も下手になる。でも絵の下手は願ってもかなってもで、これは嬉しい。でも痛いのは困る。困るけれど予想外の絵は描ける。思い通りにならないことはいいことだ。
絵は期待されるより、されない絵を描く方が本当に期待に応えることになるんだと思う。
咽が木枯のようにヒューヒューと音がする。特に歩く時に鳴る。喘息音である。自分に聞こえる時は他人の方がもっと大きく聞いているようだ。
この年になると、「もうこの人とは会わないだろうなあ」と感じることが多くなる。多分、今回が最後だろうなあと思う。
沖縄の栗山絵美子様
神戸まで狂言の展覧会見に来ていただいてありがとうございました。沖縄とぼくのアトリエには時差が8ヶ月ほどあります。お礼が遅くなりました。また神戸に来て下さい。毎回面白い展覧会やっています。
神戸の皆様
今年の新年号(?)から「神戸っ子」に「神戸で始まって神戸で終る」という神戸を中心にした自伝を連載することになりました。60数年前を思い出しながら書いています。忘れていることが多く、時間を巻き戻したり進めたりして書くことになると思います。
今は年に3回、ぼくの美術館で新企画でやっています。オープニングに顔を出しますが、この前みたいに倒れて欠席もあります。現在開催中の「兵庫県立横尾救急病院」展は美術館そのものが病院になっています。変った展覧会です。マスク着装お忘れなく。
毎日の様子は「週刊読書人」という新聞(書店にて販売/直接購入も可)の日記で書いています。毎日起ったことや見た夢なども。ツイッターは日記ではないです。
すでに単行本「千夜一夜日記」(日本経済新聞出版社)と題して出ています。9月頃に第2弾が出る予定です。
2020年02月07日
描きかけの絵が壁に立て掛けてある。それを毎日眺めている。そんな時間があるならサッサと仕上げてしまえばいいのに、それをしないで、ウーンと考えている時間って結構必要なんだ。
この間からグズグズして歯医者に行かなかったけれど行ってみると意外にスッキリするものだ。わかっていて、しないことが沢山あるけれど、これもまた生活というか、人生の一部なんだ。
画家は自由業なのに、土日の休日はサラリーマンみたいに嬉しいものだ。なぜかな? 考えてみると、土日が一番集中して仕事をしている。
2020年02月06日
そろそろ「病気のご利益」(ポプラ新書)が今月の12日に店頭に並ぶそうです。病気によって、色々生き方が変えさせられたというような内容です。では。
2020年02月03日
目下開催中の、神戸の僕の美術館では美術館そのものを病院と見立てた「兵庫県立横尾救急病院」展を病院で病気に関する作品だけではなく。。。まあとにかく観て体験して下さい。そんな面白い展覧会です。
新型コロナウイルスの流行とタイミングが同じになってしまいました。来館の方はなるべくマスク着装でお願いします。美術館関係者全員白衣とマスクをつけています。また、美術館では書店に先駆け「病気のご利益」(ポプラ新書)を販売しています。