2018年10月25日
ニューヨークのアルベルツ・ベンダ画廊での展覧会が13日で終りましたが、こちらにアクセスすると動画が見られます。https://www.youtube.com/watch?v=tEmckJd6gzk&feature=youtu.be
2018年10月23日
gggでの「幻花」展には沢山の来客を得て、終了しました。お礼を申し上げます。最終日の夕方は雨にも関わらず1000人を越え、累計1万1千人以上に達しました。小さいギャラリーの観客動員では異例ではないかと思います。
この間、神戸へ別用で行き、突発的にミニ公開制作をしてきました。この公開制作は絵の制作ではなく、作品に教材用の評価スタンプを一点一点に押しました。人の作品を評価することはできませんが、自己評価は必要です。
この間、ある美術大学から作品評の依頼を受けましたが、お断わりしました。自作は自分で評価するべきです。他人はいろんなことを言います。先ず自分を信じることです。
2018年10月19日
この間、著書にサインをした近所にお住まいという方、今日、健康食品をいただき、ありがとうございました。お名前がわかりませんが、早速いただいております。
ぼくの知人の耳鼻科の角田晃一先生が最近「声をキレイにすると超健康になる」という本(すばる舎)を出版されました。声が健康、長寿とこんなに関係があったのかと驚きました。今からすぐ実践できます。
2018年10月17日
ニューヨーク在住の日本人の方へ。チェルシーのアルベルツ・ベンダ画廊が昨日で終りました。見ていただいた方にお礼を申し上げます。
神戸のY+T MOCA(これは横尾忠則現代美術館の略称)での火曜日の午前中、展示作品の全てに自己評価しました。教材用の「よくできました」とか「もっときれいに描きましょう」とか「努力を要する」とかのスタンプを押すパフォーマンスに足を運んでいただいた方たちに、お礼を。
gggのギャラリーの「幻花」展の入場者が1万人越えたそーです。美術館と比較するわけにはいきませんが、小さいギャラリーでは画期的なことらしいです。まだ今週土曜日まで開催中です。
2018年10月15日
神戸時代は19才から22才までだった。人生の中でも一番愉しい時代だった。あの時代であの年令が存在するなら、100年でも200年でもええなあ、と今でも思う。
三宮駅の公衆便所から出てきた故灘本唯人さんのズボンのジッパーが下りたままで笑ったら、「君もジッパー下りたままやんか」と言われた。「ほんまや」と2人で笑った。
ジープのパトカーをのぞいただけで、パトカーで追っかけられて、これも怖かった。
ぼくが住んでいた頃は市電が走っていた。この市電が神戸の街をエキゾチックにしていた。ある日、ボーリングの入ったカバンを市電の窓にぶっつけて、窓を割ったことがある。怖くて、逃げたなあ。
神戸の街には電柱がないことに気づいた。大震災の前からの計画だったそーだが。電柱電線がないので空が広く見える。なんだか街全部が観光地になった感じ。住民の協力がないとできないことですよね。
今日は神戸の美術館へ行く。火曜日の午前中、会場の作品の評価をするスタンプを押すパフォーマンス。今回の展示作品には自己批評の採点をしてみた。だいたい自作を批評、批判するなんて最悪。だから信じないように。お遊び、お遊び。
ggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)は今週(?)で終り? 先週で9000人突破。ここまでくると1万人になってほしいよね。別に数で勝負しているわけではないけれど、数字って魔力だよね。
読んだ本を覚えている人は知性の人だ。そーいう人はそーいう道に進めばいい。ぼくの進む道はそーいう人とは別の道を進む。
頭で覚えたものは片端から忘れるけれど、体で覚えたものは時には一生忘れない。ということは知性より感性である。ただしぼくの場合はですよ。
何冊読んでも全部忘れて、記憶にない。この時間はどこへ行ったのだろう。と思うと本を読む気がしなくなる。
最近は書店に行かない。朝日新聞の書評対象の本を読むだけで、時間がない。昔、買った本が古本屋の棚みたいにわが家にはどっさりある。その本を読むだけで残った人生の時間ではたりない。そんな本を一冊引っぱり出すと、線が何本も引かれている。読んだ記憶は全くない。
2018年10月10日
ツイートは毎日拝見できないけれど、時々まとめて拝見しています。中には僕のポートレイトと日本の古典絵をコラージュしたツイートを大量に見ますが、あれはあまり嬉しくないので、もうそろそろいいんじゃないでしょうか。
2018年10月09日
だけど、今は何んでもコンセプトにしたがるアーティストがいる。コンセプトの枠の中で自由になれる? 確かに枠内では自由だろうが、枠の外には無限の自由がある。これじゃ広過ぎるので自己限定が必要なのかな? 限定はすでに自由を放棄したようなものだ。
ぼくにとって一番の理想は山下清みたいに放浪しながら絵を描くことかも知れない。
そりゃ困るという画家もいる。京都へ越した時、東京で描いていた絵を大量に京都のアトリエに並べて、東京の気分まで引っ越しをしている画家がいたけれど、絶好のチャンスをみすみす逃していると思った。
近くに山田邸という休憩所(と勝手に決めている)がある。ここで100円のコーヒーを飲みながら原稿を書いたり本を読む。ぼくにとってはひとときの書斎で、駅前の喫茶店や公園のビジターセンターのテラスなど、書斎は何ヶ所もある。その内不動堂などはアトリエになるかも。
本当はアトリエも、3つ、4つ持ちたいところだ。場所を変えれば絵も変るから。以前にも描いたが、努力して作風を変える必要はない。アトリエを変えれば自然に変るんだから。
ggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)の「幻花」展、小さい画廊なのに7000人越えたそーです。3連休は痛いけれどウィークデーにぜひ。あと10日で終ります。
年長者は肉をうんと食った方が、特に物を創る人間は。絵の勉強はもうできないけれど、肉とうなぎなら頭をつかわなくて、絵が描けるぞ!
黒澤さんからは「芸術家は美味しいものを食わなきゃ駄目だよ!」とよく言われました。三島さんは「芸術家は週2回はステーキを食わなきゃエネルギーがでないよ」と。
黒澤明さんの名スクリプターの野上さんが静岡から本場のうなぎを送ってくれました。このうなぎは吉永小百合さん、仲代達矢さん、佐藤愛子さん、それから京マチ子さんにも贈られました。全員「美味かった!」の保証つきで、本当に美味しかったです。
2018年10月05日
「作品じゃない、レクイエムだ」とオノ・ヨーコさんにいうと、彼女は「レクイエムこそ愛!」「愛を描いたんだからそれこそ作品よ」と言って、ぼくの猫の絵を作品にしてしまった。
ピカビアやウォーホルも大の猫狂。猫との距離が近すぎて、作品にならないという。ぼくも同じだけれど作品にすることない。ウォーホルはこっそり描いて自費出版で100冊の画集を作った。だけどそれが今では作品になっている。
それにしても65才で亡くなった。昨日その彼が企画して4時間ばかり絵を描いた。例のタマの絵だ。やっと70匹になった。100まであと30点、来年には完成する。
彼に初めて会ったのはパリだった。何年か記憶ない。もしかしたらパリビエンナーレに出品した時だったよーな気もする。大きいスタジオに猫が15匹いた。全員日本に持って帰ってきたらしい。そんなことを夫人に聞いた。
昨日、故田原桂一夫人から、大きく引き伸ばされた写真を沢山プレゼントされて、いつ、どこで撮られた写真かは背景の作品で想像すると1982年らしい。ということは画家転向年の47才の頃だ。撮られた記憶がないのが不思議。それにしても彼は歴史的作家だ。これは貴重な作品だ。
2018年10月02日
アトリエを囲む巨木の太い枝が暴風の怪力によって見事に折れている。
昨日は脱水症状を起こしたみたい。急に暑くなったからかな? 頭に浮かぶいろんな対処法を片端から実践して力づくで治す。治るもんだなあ。
東宝スタジオの食堂で一年振? にランチ。どーいうわけか、何んでも美味しい。
今日、新しい人、初めて会う人にあった。東宝スタジオで撮影中のNHK大河ドラマ「いだてん」に出演中の綾瀬はるかさんに。和服の中味はエンジェルって感じ。非売品・限定?部の写真集を頂く。
開催中の「幻花」展(ギンザスリージー)の照明をデザイン担当した藤本晴美さんが亡くなっていたのを今日知った。病気などしないあんなにエネルギッシュな人だったのに。如何にも幽明界へ誘うような幻想的な照明です。体感して下さい。ペコちゃんのご冥福をお祈りします。