2016年10月27日
ちょっと珍しく立て続けに3冊も出しちゃったよ。新しいのは「死なないつもり」(ポプラ社)これはエッセイと言うより、スポーツみたいにスピード感で聴衆のいないトークショーッて感じかな。表紙は80歳のポートレイト。
この前は「千夜一夜日記」(日本経済新聞出版社)1000日間の日記。4年間の全行動公開日記です。ここには何もかも全部つまっています。キリコの表紙がぴったり。これは保存版てとこかな。
それと寝かしていた本に手を加えて完成して出したのが「言葉を離れる」(青土社)いかに考えないか、という本に今年度の「講談社エッセイ賞」を受賞しちゃった本。マグリットの表紙がいいよ。
2016年10月20日
「死なないつもり」なんて変なタイトルの本を出したけれど、誰も見向きもしないんじゃないかと思ったら、意外や意外、ポプラ新書の編集者は好評だという。わけのわからないものに興味を持つ人っていますからね。
本のタイトルは今までは自分でつけてきたが、今回は初めて編集者につけてもらった。とにかく店頭で見つけて下さい。そして、目次など見てもらうと内容がつかめます。それでもタイトルの意味はわからないと思いますよ。
2016年10月19日
近著「死なないつもり」(ポプラ新書)が出ました。この本の題名の意味は人間は死ねなくできている、死んでも死なない、人間は死ねなくなっている。寿命が伸びたという意味ではないです。
2016年10月12日
近著「死なないつもり」(ポプラ新書)が出ました。この本の題名の意味は人間は死ねなくできている、死んでも死なない、人間は死ねなくなっている。寿命が伸びたという意味ではないです。
肉体の消滅後の生を考える長期展望的な生き方を今、するということです。まあそんな生き方というか死に方というか、遊び方というか、そんな本だと思って下さい。
国立新美術館でダリ展が開催されている。そんなダリにポルトリガトの彼の家に行ってガラとも4時間近くプールサイドで会ったが、この現実ではないもうひとつの現実から分離された時間を過ごした、ありえないドキュメント小説を書いたもの「ポルトリガトの館」(文藝春秋)と(中公文庫)が出ています。
間違いなくシュルレアルな小説です。(解説・瀬戸内寂聴)店頭にない場合はアートプラネットのオンラインショップへ。
https://www.tadanoriyokoo.jp/product-list/6
2016年10月03日
ポプラ新書から「死なないつもり」と一風変ったタイトルの本が出ました。今週末から来週頭には店頭に並びます。内容はなんでもありで、まあ人間ってのは「なるようになるしかならない」のですと、そして「無頓着で行こう」というような本です。800円です。
ぼくは10代後半は優柔不断でやってきました。それが結果として全て「なるようになった」のです。だから、今の年令になっても10代後半の生き方が一番よかったと思っています。何かにまかせて生きてきた時代です。
あれこれ考えて生きるのもいいでしょう。ぼくはどちらかというとあれこれ考えない。なるようになると生き方をしてきました。考えてもならない、だったらまかせよう、運命に! そんなことをくねくね書いた本です。あっという間に読めます。