2013年9月30日
糸井さん。足がいうことききにくくなってから、口はますますうるさくなってるみたいです。

糸井さん。あんこの袋の底にメモがくっついていたので、先っきのツイートはそれを見ないで書いたので、ピントはずれのこと言っとるわと思ったでしょう。わざわざぼくのためにつぶあん探してくれて、心が痛みますね。そこまでして……。まだ食べていないので今晩比較して明日また報告します。

糸井さん。どうなってんの、あんこ連続できたよ。この間のと中味また違うの? 忘れてたけど、お礼いわなくっちゃ。相変らずあんこトーストにしてます。TVで岸恵子さんとの対談見たよ。糸井さんの前ではつられて何んでもしゃべっちゃうね。牧師になれるね。
足の指って長引くね。特に親指と小指が悪いと歩けないのよね。小指を失ったら他の指を切って小指にくっつけるらしい。それほど小指は親指と同様大事なんだってね。
頭を刈り上げるとしょっちゅうヘアカットしなきゃいけないので面倒臭いね。ヒゲ剃るようにはいかないし。

2013年9月28日
今日から、神戸のぼくの美術館の「肖像図鑑」展がオープンします。60~70年代の小品も沢山展示されます。前回の動物展ではなく、今回は人間展です。
美術手帖11月号はぼくの特集です。富士山のドキュメントなど、どんな内容になるか、まだ当人はわかっておりません。

2013年9月26日
神戸で二つの展覧会が同時に開催されます。ひとつは兵庫県立美術館での「感応する風景」展(10月1日~)、もうひとつは横尾忠則現代美術館での「肖像図鑑」展(9月28日~)です。
足がまだ不自由でオープニングには出席できなくなりました。11月2日の瀬戸内寂聴さんとのトークショーには必ず出席します。
兵庫県立美術館の風景画では1970年代初頭に描いた展覧会では未発表作品47点も出品されます。他のY字路など新作もあります。横尾忠則現代美術館へも徒歩15分です。ぜひ同時に見て下さい。
「週刊読書人」紙には毎週「日常の向こう側、ぼくの内面」と題して毎日の日記を連載しています。書店にて販売。ツイッターとは別物です。
今日病院に足のことで行く。「治った」は自己判断しかないようだ。行動が限定されるが、それはそれなりに別のことに関心が向く。

2013年9月24日
四谷シモンへ。明日の東京新聞の夕刊に瀬戸内さんがシモンのこと書くので、その挿絵にシモンのポートレイトを描いたので見てくれる? 下手な絵だけれど。
足のケガまだ治らないので、神戸の横尾忠則現代美術館の「肖像図鑑」展のオープニングに行けなくなりました。瀬戸内さんとのトークショーには行けるでしょう。
ここしばらくジッとして仕事も中断、本でも読みながら養生でもしますわ。
ここんとこ、気候もいいのに散歩もできず残念。まあ、こーいうこともありますわ。
このこと言ったっけ。40年前の絵草紙「うろつき夜太」の復刻豪華本が国書刊行会から出版されたこと。部数2000部で、再版は不可能らしい。

2013年9月21日
先週足を階段にぶつけたのがまだ治らず、靴を履くのがつらい状態だ。だから自転車でヨチヨチこぎだ。とにかく全神経が足に集まっている状態といえばいいのかな。
こんな足で富士山の五号目まで行った(車で)けれど、ほとんど立っているだけで、人が近づくだけで、足に力が入って痛い。人の大半がアジア系で、世界遺産に決まった時のように日本人は押し寄せていなかった。
そんなわけで絵の制作はストップ。絵はストップすると、再開した時はそこから別の絵になる。

2013年9月20日
先週足を階段にぶつけたのがまだ治らず、靴を履くのがつらい状態だ。だから自転車でヨチヨチこぎだ。とにかく全神経が足に集まっている状態といえばいいのかな。
こんな足で富士山の五号目まで行った(車で)けれど、ほとんど立っているだけで、人が近づくだけで、足に力が入って痛い。人の大半がアジア系で、世界遺産に決まった時のように日本人は押し寄せていなかった。
そんなわけで絵の制作はストップ。絵はストップすると、再開した時はそこから別の絵になる。

2013年9月18日
家の中の階段で転倒して足の親指をいためて歩きづらい。年を取ると簡単に転ぶ。子供に近づいてくるのかも知れん。
ころびそうになると以前は体勢をととのえることができたけれど、今は「あっ」ころぶ、ころぶ」と思いながら、そのままころんでしまう。まあこのツイッターのフォロワーの皆さんには縁遠い話ですけどね。
瀬戸内寂聴さんと、年を取ると言葉がでてこない話をしている最中に、突然、「あっ、思い出した」と叫んで、「この間から出てこない言葉が今出てきたわ、ありがとう」と礼を言われる。ひょんなタイミングで思いだすもんだ。
久し振りに100号キャンバスに向った。だけど思うように描けない。描き方を完全に忘れている。色感も悪い。なんでこーなるんやろ、と思うほど、描き方を忘れている。言葉を忘れるのと同じように描き方も忘れてしまうことってあるのだろうか。
今日は河口湖、富士山周辺に観光です。逆さ富士が見えるといいけど。

2013年9月9日
9月7日より青森県立美術館で「横尾忠則 昭和NIPPON」展が開催されます。未発表ドローイングなど多数。
京橋南天子画廊、夏休み返上で日本の文学者肖像画「日本の作家 222」展。9月14日まで開催。
シンクロニシティというか同じ事柄が集中するが、無作為にもかかわらず、色んな出版物が集中してしまった。自然のなりゆきとしかいいようがない。他のことだってよく同じことが集中する。仕事、旅行、病気、展覧会、出版、どれも集中して起こる。
ツイートを読ましてもらっていますが、何について語られているのか、その結果の感想だけじゃサッパリわかりませんなあ。こんなツイートが実に多いのは事実です。折角伝えようとしてくれているのに、何んにも伝わりませんなあ。
播磨正一くん、テレビBS朝日で歌曲歌っているのを見ましたよ。元気そーでよかった。別人の顔になっちゃったけれど、いい老紳士で嬉しかったね。連絡くれないかなあ。
「別冊太陽」の執筆者=磯崎新、南雄介、峯村敏明、宇野亜喜良、細江英公、森英恵、山下裕二、難波英夫、酒井忠康、南嶌宏、中条省平、瀬戸内寂聴、蜷川幸雄、平野啓一郎 以上
カメラマン=ジョン・レノン、クロード・ピカソ、小松陽祐、篠山紀信、中平卓馬、植田正治、石元泰博、森山大道、アラム・ディキチャン、荒木経惟 以上
「日本の作家 222」(日経新聞出版社)の執筆者=ドナルド・キーン、酒井忠康、平野啓一郎 以上

2013年9月5日
「絵本どうぶつ図鑑」の評判がいいようです。が買った人が本文の点線で囲んだ動物を中々切ってくれないようです。切って初めて完成本です。読者が作る本です。必ず切って下さい。その結果、アートが出現するのです。行動はアートです。
222人の肖像画「日本の作家 222」(日経新聞出版社)を一点一点異なった手法で描く実験をスタートしましたが、222種類の手法はさすが無理でした。222人の画家の作品集ができればと思ったけど、やっぱり一人は222人にはなれないんですよね。
昔、若い頃、故元永定正さん(現代美術家)がぼくの版画展を見て、「ヨコオ、お前精神分裂症違うか」、「なんでや」、「一点一点絵が全部違うよ。画家スタイルを持たんとアカン」スタイルのないぼくはこれ(バラバラ)でいくしかないと思った。
間もなく超豪華復刻版、40年振りに刊行「うろつき夜太」(国書刊行会)絵草紙です。
明日から青森県立美術館で個展「横尾忠則の昭和NIPPON」展開催。
夏場は暑いので自転車ばかりに乗っていたら運動不足で足首が痛くなったので、2日ほど歩きました。すると痛みが取れた。「病いは運動不足から」来ますね。
「別冊太陽」のぼくの特集号の表4の絵は? とよく聞かれますが、裏表紙の写真は1970年に足の病気で入院前日のもので、左足切断の危険に襲われたが、長期治療の末全快。その時の恐怖を描いたもの。だから左足が描かれてないのです。

2013年9月3日
9月7日より青森県立美術館で「横尾忠則 昭和NIPPON」展が開催されます。未発表ドローイングなど多数。
京橋南天子画廊、夏休み返上で日本の文学者肖像画「日本の作家 222」展。9月14日まで開催。
シンクロニシティというか同じ事柄が集中するが、無作為にもかかわらず、色んな出版物が集中してしまった。自然のなりゆきとしかいいようがない。他のことだってよく同じことが集中する。仕事、旅行、病気、展覧会、出版、どれも集中して起こる。
ツイートを読ましてもらっていますが、何について語られているのか、その結果の感想だけじゃサッパリわかりませんなあ。こんなツイートが実に多いのは事実です。折角伝えようとしてくれているのに、何んにも伝わりませんなあ。
播磨正一くん、テレビBS朝日で歌曲歌っているのを見ましたよ。元気そーでよかった。別人の顔になっちゃったけれど、いい老紳士で嬉しかったね。連絡くれないかなあ。
「別冊太陽」の執筆者=磯崎新、南雄介、峯村敏明、宇野亜喜良、細江英公、森英恵、山下裕二、難波英夫、酒井忠康、南嶌宏、中条省平、瀬戸内寂聴、蜷川幸雄、平野啓一郎 以上
カメラマン=ジョン・レノン、クロード・ピカソ、小松陽祐、篠山紀信、中平卓馬、植田正治、石元泰博、森山大道、アラム・ディキチャン、荒木経惟 以上
「日本の作家 222」(日経新聞出版社)の執筆者=ドナルド・キーン、酒井忠康、平野啓一郎 以上

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