2021年08月31日
2021年08月30日
2021年08月27日
GENKYO展見て「死ぬかと思った人」は死なないで、もっと死ぬまでじっくり見て下さい。
そうですか駆け足で3時間かかりましたか。ぼくはこの絵を描くのに85年かかりました。
そーですか、普通の所がなかった? 本日はフツーですけどネ。
ハイ、何度でも見て下さい。見たからといって減りませんから。
理由など考えないで下さい。理由なく描いてるんですから。
そーか、大号泣しちゃったの? 大笑いした人もいたというのに。
そーなんです。高2の時、太平洋美術展に2点入選して、即会友に推挙されたんです。でも、先生が黙って断ったんです。だからこんな絵になってしまいました。
KATSUMIさん、GENKYO展見ていただいたのですか。あれから20年ですか。まだお若いから、ガンバッテ下さい。
滝のポストカードの空間は、怖いですよね。作者だって怖いんですよ。
みうらじゅんさんのオンラインを見て、もう一度見に行こうかな? 彼に案内してもらいながら見ようかな。
「じゅん散歩」で「GENKYO展」に現れた高田純次さん、2日連続で、ごくろう様でした。
今回、初めて「じゅん散歩」見たような気がする。
カルティエの「ARTISTS」展21_21もやってますよ。こっちはこっちで、また違うことやってます。
丸の内ビルの「東京大壁画」展も入場無料というか外場無料です。こちらは親子競作展。よくこんな企画考えますね。これは見方が難しいな。
パルコの「横尾忠則の生活」展は終ってしまいました。終ってから「よかった」という声沢山聞こえてきました。
2021年08月26日
東京都現代美術館の「GENKYO 横尾忠則」展を結んだみうらじゅんさんのオンラインイベントが配信中の1時間で2110回で圧倒的な熱量と迫力で学芸員はぼぉーとしてしまうほどだったそうです。今からでも見れるのかな? https://genkyo-tadanoriyokoo.exhibit.jp/events/online-event.html
2021年08月25日
2021年08月24日
2021年08月23日
今日の夜は、みうらじゅんさんの都現美「GENKYO」展オンラインイベントがあるようです。オンラインって、何をするのか知らないけれど、まあ調べて参加して下さい。https://genkyo-tadanoriyokoo.exhibit.jp/events/online-event.html
2021年08月20日
大勢の方から都現美の「GENKYO」展の感想をツイッターに寄せていただいています。毎日愉しみに読んでいます。ひとりひとりにコメントしたいのですが、数が多くてできません。スミマセン。
「GENKYO」展のカタログのサインが、なかなかできません。一生懸命しています。多少は遅れても待っていて下さい。
まだ店頭には並んでいないと思います。アートプラネットからサイン入りを発送しています。https://www.tadanoriyokoo.jp/product/1650
展覧会も1ヶ月が過ぎました。後半になると混みます。早めに。2回見る人が増えています。観客が若い世代に変ってきました。ぼくと同年輩より、かなり下の高齢者も増えています。ぼくと同年輩になると、ちょっとえらいですね。
2021年08月19日
2021年08月18日
2021年08月17日
「東京大壁画」の滝は、都現美でインスタレーションしているポストカードを拡大したものです。新丸の内ビルが横尾忠則、旧丸の内ビルが横尾美美の競作です。火と水で東京を浄化しようというプロジェクトです。
横尾忠則の「水」と横尾美美の「火」の競演! 横尾美美の作品「火」の壁画写真
丸の内ビル100メートルの「東京大壁画」展はいよいよ9月5日までとなりました。東京駅の前から見れます。ぜひ見に行って下さい。双眼鏡があると、もっと愉しめます。写真で見るよりは迫力があります。ぜひ現場で。
今日の朝9時55分のテレビ朝日で高田純次さんの東京都現代美術館で開催中の「原郷」展の訪問番組が今日と明日2回続けてやるみたい。今日のは終ったけれど、明日はその続きらしい。明日は見てみよう。
昨日は東京都現代美術館で9月放映のテレビ番組の撮影・取材がありました。600点、自分で圧倒されました。もう描けないだろうなあ。45歳から85歳までの40年間の自分をザッと見て、もう他人だね。
近作に人気が集中している(笑)けれど、次の絵を描けば次が近作で展示されている近作はもう旧作です。
描けば描くほど旧作が増える一方。新作の寿命なんて描き上がった瞬間に旧作です。
描きまくって、どんどん忘れまくればいいんです。描き終ったら他者です。絵って、そんなもんです。
新作はまだ形になっていません。形になった途端、それは他者で、責任は持てない。また執着もない。
たとえ、評価されても、全て旧作で、今の自分に対する評価じゃないのです。それに拘ることは旧作に拘ることだからおかしいでしょう。
足の上に落としたら間違いなくケガをする「原郷」展のカタログは大判の457ページ。もうこんな特大のカタログは最後です。そう思われるのはシャクだけど、多分最後だろうなあ。展覧会を見る前に買うんじゃなくて、見てから買ってもらいたいその秘密は展覧会にある。
六本木の21_21のカルティエ現代美術館「The Artists」展のカタログ(単行本)は今や、限定出版で、展覧会場のみで販売。
もう一冊は「横尾忠則の生活」(ほぼ日ブックス)これはどこで売っているのかな? ネットで販売? 書店にあるのかな? アートプラネットのHPでは買える。勿論ほぼ日でも買える。PARCOでも買える。
都現美のブックストアには「原郷」展関連のグッズは色々あるみたい。見てないのでわからないけど、とにかく色々あるらしい。
2021年08月16日
8/17(火)、18(水)放送のテレビ朝日「じゅん散歩」は、高田純次さんが #東京都現代美術館 で開催中の「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」展を当館学芸員と巡ります。ぜひご覧ください!※「じゅん散歩」テレビ朝日9:55~放送(一部地域のぞく)⇒
tv-asahi.co.jp/junsanpo/
2021年08月13日
昨日の「徹子の部屋」の感想沢山いただきました。自分は見たくないので寝る前にちょこっと。自分を見るのは嫌ですね。もうテレビに出る年じゃないですね。
オノ・ヨーコさんがアトリエに来て猫の話をしたのは評判よかったですね。ヨーコさんはニューヨークから突然電話があって「来ない?」と。もうどこにも行きたくないというと「じゃ私が行く」と言って本当に1週間もしないうちに来ちゃう人なんです。
いつも来ると、ソファーに寝そべって「落ちつくわよね」と半日以上ダラダラ話すんです。話は色々です。プライベートできちゃうからヨーコさんが日本にいるなんて誰も知らない。そんな秘密を楽しんでるんです。
「徹子の部屋」で田村正和さんの話も受けましたね。正和さんの家はアトリエと同じ道に面した、7、8軒手前で、よく正和さんの散歩帰りに会いました。道で近況の情報交換です。いつも「そろそろ引退ですわ」が口ぐせだった。
最後に会ったのはアトリエの横の森への散歩道で、奥さんとの散歩中で、窓の外から、奥さんが「横尾さんだ!」と叫んで両手をバタバタしていました。その前を歩く正和さんが実に幸せそうにニッコリ笑っていたのが最後でした。
散歩中に、正和さんがアトリエに来て、話して帰ることもありました。描きかけの絵について、あれこれ答えられない質問攻めにはまいったなあ。絵を描けばよかったのに、すすめればよかったかな。
奥様と道で会うと「うちの主人はあんな主人でしょ。ですから、横尾さんの所で絵を描けばいいのにねえ、言って下さいよ」と言われたこともあったなあ。
「うちの主人ってあんな主人でしょ」と言う奥様がおもしろくって、だから、あんな正和さんなんですよね。うーん、どう説明していいやら、とにかく「あんな正和さん」なんですよ。
テレビに出て、こんな反響があるとは全く想像していなかった。やっぱり「徹子の部屋」なんですかね。難聴で本当は聴こえないんだけれど、黒柳さんの声が透き通っていたので聴こえたようだ。
「徹子の部屋」は4〜5回出たように思う。数年前と、もっと前も、ぼんやりしか憶えてない。黒柳さんの方がよく憶えてらっしゃるんじゃないかな。もう昨日の「徹子の部屋」は最後だろうなあ。
2021年08月12日
本日「徹子の部屋」に出演します。8月12日(木)13:00~13:30
番組公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/0004/index.html
2021年08月11日
2021年08月10日
「GENKYO 横尾忠則展」のオンラインイベントが開催されます。10日19時から監修者の南雄介さん、23日19時からはみうらじゅんさんと学芸員の藤井亜紀さんのトークです(ぼくは出ません)。事前登録が必要です。詳しくはこちらで!
https://genkyo-tadanoriyokoo.exhibit.jp/events/online-event.html
「GENKYO 横尾忠則展」のオンラインイベント、1回目の穂村弘さんのトークは終了していますが、21日頃字幕付きで公開されるそうです。見逃した方はこちらでぜひ。詳しくはこちらで!
https://genkyo-tadanoriyokoo.exhibit.jp/events/online-event.html
今、神戸の横尾忠則現代美術館で開催中の「学芸員危機一髪」展は都現美に大量に移動したので、神戸はエライコッチャといい意味で「危機一髪」なんですが、逆に粒ぞろいの作品で展示されています。東京より、こっちや、という声もあります。ぜひ。https://ytmoca.jp/
オリンピックのステイホームも終り、では次は、テレビを捨てて都現美へ行こうと。何んで人数制限なんですかね。沈黙して壁の絵と向き合うんだから、コロナ関係ないのにねえ。
都現美の「GENKYO」展には海外からの里帰り作品が100点近く出ています。特にアメリカからはKAWSのコレクションが相当数出ています。パリのカルティエからも大作、香港のコレクターからも沢山。https://genkyo-tadanoriyokoo.exhibit.jp/
六本木の21_21のカルティエ現代美術財団の肖像展「The Artists」には新たに新作も加わりました。こちらは入場無料。http://www.2121designsight.jp/gallery3/
糸井重里のつっ込み質問の対談集「横尾忠則の生活」も発売されました。https://www.tadanoriyokoo.jp/product/1649
何んといっても「GENKYO」展のカタログです。これは重い、460ページのズシンとした豪華本です。もう二度と作れません。https://www.tadanoriyokoo.jp/product/1650
次の新作まで、毎日何もしないでボンヤリしています。近作をちょっと描き過ぎて、本当に飽きました。かなり飽きたつもりだったが、まだ飽きたりないんですよね。
作者の僕は飽きたけれど、絵はまだ飽きていないようです。もっともっと飽きないと、絵は飽きてくれません。
2021年08月06日
都現美(GENKYO)、21_21(アーティスト=カルティエ家族)、渋谷パルコ(YOKOO LIFE)、丸の内ビル(東京大壁画)の4つのイベントの他に、神戸・横尾忠則現代美術館(学芸員危機一髪)もお忘れなく。
神戸の「学芸員危機一髪」展は都現美出品落選展だが、これが意外と見たことのない作品で、ということで物凄く評判がいいのです。
東京からわざわざ見に行ったアート関係者が600点の都現美に負けてないと興奮して帰ってきました。東京が見終ったら、次は神戸へぜひ。
地元神戸や関西エリアの人も、この展覧会だけはぜひ見ておいて、東京と比べて見て下さい。負けていません。
というのは、ぼくがぜひぜひ東京に持って行きたかった作品が、実は沢山あるのです。「なんで東京へ持って行かなかったんや」と見た人の意見は僕と同じです。
会場写真で一部紹介します。学芸員の3人は逆に、これらの作品が選ばれなくてよかった、といっているほどで、ぼくの大好きな作品が何点もあります。
現在神戸で展示中の「学芸員危機一髪」展はそのまま東京に巡回したいくらいです。そして都現美と同時展をやればよかったと思っているくらいです。カタログは都現美のブックストアで販売中。
神戸の美術館はオープンしています。展覧会でコロナになるってことは絶対ないので関西在住の方は、ゆっくり、見やすい状態です。ぜひ、今こそチャンスです。
2021年08月05日
色々ツイートありがとうございます。都現美「GENKYO」展、量が多かったですか? でも600点ですよ。展示されていない作品もまだあります。1,000点はあります。もっとかな(笑)
丸の内ビルの親子展(東京大壁画)も見てくれた人が沢山いました。何しろ100メートルの壁画ですから、首が痛くなりますよね。
渋谷パルコの「YOKOO LIFE」はぼくの持物を集めた糸井重里さん監修です。ガタビシママチャリを評価してくれる人がいて、びっくり。今年はアロハシャツを止めてボーダーシャツに決めた。
GENKYO展、午後遅く入ると、全部見れないという人が結構いました。早い時間がいいのかな。2〜3時の人がザラにはおどろいた。
六本木ミッドタウンのカルティエの「アーティスト」展は日本初公開で、終ったらパリへ帰ってしまうので、見られません。今の内に見ておいて下さい。
GENKYO展のアンリ・ルソーやスイマーはアメリカのアーティストKAWSのコレクションを特別借りました。他の女のヘアーの絵も香港のコレクターから。カルティエ(パリ)からの大作も数点里帰り作品。里帰りが100点位。
「GENKYO YOKOO TADANORI」(都現美カタログ)457ページ/7,920円(国書刊行会)超大判カタログが出版された。展示作品600点ほぼ集録。アートプラネット・ワイで取り扱っています。https://www.tadanoriyokoo.jp/product/1650
糸井重里さんとのコラボ「YOKOO LIFE 横尾忠則の生活」が出版されました。糸井さんのつっ込みに横尾が答えています。(ほぼ日ブックス/1320円)https://www.tadanoriyokoo.jp/product/1649
今朝の朝日新聞に「GENKYO 横尾忠則」展が紹介されています。
昨日、PCR検査行ってきました。その結果は内緒!
コロナのPCR検査って鼻の奥になんだか突っ込んで体液を取るんだけれど、注射をされるより嫌だね。
2021年08月04日
京王新宿線の改札上(アドゲート)の「GENKYO 横尾忠則」展広告
2021年08月03日
東京都現代美術館は入場制限をしているので、後半になると、予約が取りにくくなります。なるべく早目の方がいいのでは。アンケートでは、もう一度来るという人が圧倒的に多いので、予約の取れる内に。
まあ10月17日までというロングランですから。でも長期の方が気がついたら終っていたということはよくあることです。ゆっくり見るためには入場制限の方がいいかも。
最後のスペースはコロナ禍の1年に描いた近作30点だけれど、ここで、それ以前の作品を否定するようにガラリと変ります。というか、何10年も描いていると飽きちゃうんですよね。
飽きてからの作品の評価の方が高いんですが、だったら、もっと早く飽きとけばよかった!
僕は子供の頃から画家だったんだと、この展覧会でそう思った。そして絵には進歩がないことがわかった。あるのは変化だけだ。だって5歳の時の絵は85歳の時より上手いんだから。
子供の絵が、いつの間にか大人の絵になって、つまらなくなる。そして嫌になる。だけど嫌になるところから、逆行が始まる。そして出発点に戻る。この展覧会でそんなことに気付いた。
人間は知識を積めてエラクなるけれど。逆に積め過ぎてバカになる。そんなことを自分の絵が教えてくれた。もっと早くに気づけばよかった。40歳位で。
人間が一番バカになっている時が、その人間の絶頂期だから、一番エラクなっていると思うのだ。本当はその時がバカの絶頂期なんだ。それに気づくのは40年後の80歳の頃だから、もう遅い。
絵を見ていると、そのことがよくわかった。誰のための展覧会でもない。自分のための展覧会だ。人に見せるためではない。自分への最後の審判だ。
今日発売の「週刊朝日」(8.13号)の嵐山光三郎さんの好評連載エッセイ「コンセント抜いたか」で都現美展の批評がでている。嵐山さんだから、普通の美術批評じゃない。でも美術批評って本当はこーいうもんだと思うよ。
コロナはどこに隠れているかわかりませんよ。29日にアトリエに取材に来た編集者がその夜発熱。陽性になりました。PCR検査を受けることになって病院行きです。
いやー、わがアトリエまでコロナがやってきていたとはねえ。注意のしようがないので、マスク装着と三密にならないようにだけ注意して下さい。あなたの前に、あなたの横にコロナはいると思って下さい。
2021年08月02日