2023年01月23日
9月に個展を開く東京国立博物館 表慶館の下見に行く。明治の洋風建築で重要文化財。内部空間の装飾がまた凄い。この空間に勝つ絵なんてあるのかな。描く前に見ていたら描けなかったね。

「トーハク」つまり東京国立博物館での現代美術家の個展はマルセル・デュシャン展以来。博物館に展示される絵は何んだろう。昆虫の死体同様、標本だね。

寒山拾得に扮した僕が昆虫網を持って昆虫の寒山拾得を捕らえる。そんな幻想の展覧会になるのかな?

本展の展覧会名は「横尾忠則・寒山百得」展と名付けた。百点描いたので、拾得が百得になっただけの話。

念願というか、自分に約束した「寒山拾得」の100点がやっと完成というか、未完のまま完成する。発表は9月。場所は上野の東京国立博物館。全作描き下ろし、もちろん未発表作品。

1年で100点(100号〜150号)は今までの年間最多数の35点をはるかに越えた。変な話だけど、老齢だからこそ描けた大量作品!

なぜ老齢だからこそ、というのは老齢になると考えることをしないから。若い頃は考えて、考えて、考え抜くが、86歳の老齢はそんなことはしない。だから、考えないから大量制作が可能。

考えた絵は、どうしても理屈っぽくなる。余計な計算や効果や他者を意識するからだ。

重っ苦しい絵は疲れる。絵は軽くなきゃいけない。精神が苦しむと重くなる。心が軽やかになって描く絵は軽い。

ピカソ、キリコ、マチス、デュシャン、ウォーホルは皆軽い。社会が重苦しくなると絵も重苦しくなって重いのを好む。人生は軽やかでなければいけない。そして単純でなければいけない。絵も同じ。

人間は成長するに従って軽くなる。作品も同様。苦悩から生まれる作品は見る者の心を重くする。重い作品を好む者は、その者の苦悩と比例する。

2023年01月11日
東京国立博物館での日本の現代美術の作家の展覧会は初めてです。以前、マルセル・デュシャン展をやっていますが。今展を早いとこ発表しましたが、主催者の意向です。秋の9月です。その間、主催者から、随時情報が伝えられます。

前回もツイートしましたが、全作100点描き下しです。当然未発表作品です。寒山拾得がテーマですが、100作品ということで「寒山百得」展としました。





小澤征爾さんと征良さんが宇宙にSKOの音楽を届けられたらと計画されていましたが、それが実現して、One Earth Missionを世界中へ届けられました。ぜひ、One Earth Missionをご覧になって下さい。https://www.seiji-ozawa-oneearthmission.com/


2023年01月06日






2023年01月05日

新年おめでとうございます。 今日の読売新聞で新作100点「横尾忠則 寒山百得」展が東京国立博物館で開催(9月)が発表されました。全作描き下ろしの未発表作品です。まだ9月までちょい先ですが、記憶しておいて下さい。

この1年間、この展覧会のための制作に明け暮れました。その途上に急性心筋梗塞でカテーテル手術などのアクシデントがありました。でも無理のきかない状態はこの先きも続くんでしょうねえ。

生きるのが面倒臭い、そんなゾーンに入っています。だから描く絵はメンドー臭い絵です。それはどんな絵か、上野の東博で確かめて下さい。



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